石破茂総理大臣が、12日に高知県入りし、日本の食料自給率について「自給率を上げ、農地を有効に最大限活用しなければならない」との見解を示しました。
◆石破茂 総理大臣
「高知という県、高知という市、この南国という市、とても好き」
石破総理は、参議院選挙に党から出馬している候補者の応援ため、14日に高知県を訪れ、南国市の会場には、およそ800人が集まりました。
演説の中で石破総理は、日本の食料自給率が38%となっていることについて、「この30年間でアメリカや中国、インドが農地や農業生産を増やす中で、日本だけが減らしてきた。日本の自給率を、さらに上げなければならない」と強調しました。
◆石破茂 総理大臣
「この国は、もっと自給率を上げていかなければならない。もっと農地を有効に最大限活用していかなければならない。そして、日本の米を待ち望んでいる人は世界にたくさんいる」
また、日米関係について石破総理は「我々はアメリカに最大の投資を行い、最大の雇用を作っている」と述べました。