高知県立病院に勤務する男性看護師が、酒気帯び運転の疑いで摘発されていたことが分かりました。

男性看護師が摘発された現場付近(四万十市右山・国道56号)

摘発されたのは宿毛市の「高知県立幡多けんみん病院」に勤務する男性看護師(25)です。高知県警によりますと、5日午前1時40分ごろ、四万十市右山(うやま)の国道56号で、警ら中の警察官が、スピードが出ている車を見つけ停止させました。その際、運転していた男性看護師から酒のにおいがしたため、検査したところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたということです。

男性看護師は四万十市内の飲食店で友人と飲んだ後、自家用車を運転し宿毛市の自宅に帰る途中だったといい、調べに対し「ビールを飲んだ」と話し容疑を認めているということです。

男性看護師の摘発を受け、県立病院を管轄する高知県公営企業局の澤田昌宏局長は
「職員に対しては、従来から折に触れ飲酒運転等の根絶など、交通法規の遵守については注意を喚起してきましたが、今回、職員が酒気帯び運転により摘発され、県民の皆様の信頼を損なう事態を招きましたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。今回の事案につきましては、事実確認を行った上、厳正に対処してまいります。今後、このようなことがないよう、交通法規等の遵守はもちろんのこと、職員の服務規律の徹底を行ってまいります」とコメントしています。