▼徳広千惠 教授
「今回はレトルトのハンバーグを使いますが、電子レンジで加熱した後は、包丁を入れないようにしてください。電子レンジで温める前=耐熱皿に入れる前に包丁で切り込みを入れて、お弁当箱に入る大きさに切ってから、しっかり“アツアツ”になるまで加熱してください」

▼榎本優樹アナウンサー
「火を通す時や、電子レンジで温める時は“アツアツ”にするのがポイントですね」
▼徳広千惠 教授
「それが、食中毒予防の三原則の1つ、原因となる菌を『やっつける』ことになります」
予防の三原則③「増やさない」
料理が終わったら食材を弁当箱に詰めていきますが、ここでも注意するポイントがいくつかあります。徳広教授に「衛生的な詰め方」を教わりました。
弁当箱には、最初に「ご飯」を入れます。ご飯は水分が多く、特に炊きたては熱を帯びているため、十分に冷まさず蓋をして外に持ち出すと、食中毒のリスクが高まります。熱や蒸気をなるべく逃がせるよう、弁当箱にはご飯を最初に入れて冷ますのがポイントです。

そして、おかずに「梅干し」を加えるのも効果的です。