小林心選手のInstagramより

◆小林心 選手(Instagramより)
「ユアスタデビュー、本当に最高の雰囲気でした。そして、高知時代の弾幕(横断幕)をみて心が熱くなりました。違うチームでも弾幕(横断幕)を掲げてくれたベガルタサポーターの方々には、感謝しかないです。本当にありがとうございます」

高知サポーターの熱い思いが詰まり、サポーターたちが仙台までつないだ横断幕は、ピッチで奮闘した小林心、本人の目にもしっかりと映っていた。

横断幕は今後また、ベガルタ仙台の試合で掲げられるかもしれない。もし、これから先、“ベガルタ・ゴールド”一色に染まった応援団に“合わない”、緑色の小さな横断幕を見つけた時は、それが高知サポーターの多くの思いが詰まったものであることを、知っておいてほしい。

高知が生んだ"点取り屋"、小林心。新たなステージを歩み出した24歳のさらなる活躍を、この横断幕を通じて、遠い高知のサポーターも期待している。

■小林心(高知ユナイテッドSC→ベガルタ仙台)
新潟県出身の24歳。流通経済大学を卒業後、2023年に高知ユナイテッドSCに加入。高知では“得点力があるストライカー”として活躍し、クラブがJFLだった昨シーズンはチームトップの8ゴールを挙げ、高知のJリーグ参入に大きく貢献。J3でも得点力は健在で、今シーズンは第14節を終えた時点でリーグトップの10得点。4月のリーグ戦3試合で5ゴールを挙げ“月間MVP”にも輝く。6月2日、J2・ベガルタ仙台への完全移籍を発表。