高知市の鏡川で小学生たちがアユの稚魚を放流しました。漁協が毎年続けている、環境学習の一環です。

きれいな水を好み、その美しさから「清流の女王」と呼ばれるアユ。鏡川漁協は川の大切さを知ってもらおうと毎年、子どもたちを招いてアユの放流体験を行っていて、今年は旭東小学校の3年生、57人が参加しました。子どもたちは、いきいきとバケツの中を飛び跳ねる15センチほどの稚魚に「大きくなってね」などと声をかけながら、川に放流していきました。
28日はこのほか3か所でも放流が行われ、合わせて200キロの稚魚が鏡川へと送り出されました。
(参加した小学生)
「アユの体の柔らかさとか大きさとかをいっぱい知れたところが楽しかったです。大きくなってね~」
「ちょっと柔らかくてぬるぬるしました。元気に育ってほしい」
鏡川でのアユ漁は6月1日に解禁されます。