サッカーJリーグは、4月の「月間MVP」を発表し、J3では、高知ユナイテッドSCの小林心選手が受賞しました。今シーズンからJリーグに参入したクラブの、初の快挙です。
小林心選手は新潟県出身の24歳で、流通経済大学を卒業後、2023年に高知に加入。「得点力があるストライカー」として活躍し、昨シーズンはJFLでチームトップの8ゴールを挙げ、クラブ、そして高知県勢初のJリーグ参入に大きく貢献しました。
そして、自身初のJリーグ挑戦となった今シーズン、開幕前は「2桁得点」を目標に掲げていましたが、その得点力はJ3の舞台でも健在で、2月・3月のリーグ戦7試合で4ゴール。ルヴァンカップでもJ1ガンバ大阪を相手に得点を挙げました。
4月に入ると得点ペースはさらに上がり、4月5日(第8節)の松本山雅FC戦で2ゴール、4月20日(第10節)の福島ユナイテッドFC戦では“ハットトリック”(1試合3ゴール)を達成。4月のリーグ戦3試合で5ゴールを挙げ、“頼れるエースストライカー”として勝利に貢献していました。
「月間MVP」の選考委員も、小林選手の活躍を高く評価しています。