高知県香美市の林業大学校で入校式が行われました。さまざまな人材が林業の担い手を目指します。
香美市の県立林業大学校には2025年に28人が入校しました。
式では隈研吾校長がビデオメッセージで、「林業は社会に必要とされている」とあいさつしました。また入校生を代表して、今西智哉さんが決意を述べました。

(入校生代表 今西智哉さん)
「すばらしい自然環境の中で技術の向上に励み、知識を深め、実践力を養い、研修生活が実りあるものになるよう努力することを誓います」

高校を卒業してすぐの入校生だけではなく、15年近く勤めた会社を辞めて入校する人など、多様な人材が林業の担い手を目指します。

「もともと県外に勤めていたが、去年高知に帰って高知らしい仕事に就きたいと思って入学した」

「林業を広めたり発展させられたら」

林業大学校は就職率100%を誇っていて、入校生たちは卒業後、県内の森林組合や設計事務所などに就職します。
