4月10日は“四万十の日”です。高知県四万十市の四万十川では船上結婚式が行われ、一組の夫婦が愛を誓いました。
2025年の船上結婚式には17組の応募の中から高知市の久松大海さんと友奈さんのカップルが選ばれました。

船上結婚式は四万十川の自然の中で想い出に残る式を挙げてもらおうと四万十市の屋形船業者と美容室などの共同企業体『四万十D&H』が毎年行っています。費用は四万十にちなみ4万10円。2人は四万十川に浮かぶ屋形船の中で指輪の交換などを行い、愛を誓いました。

(新郎 久松大海さん 新婦 友奈さん)
「この雄大な四万十川のように、強く広い心を持ち、永遠に変わることなく、喜びも苦しみも分かち合い、どんな困難も2人で乗り越えていきます」

三里の沈下橋では親族らが屋形船に向かってフラワーシャワーを行い、門出を祝いました。

(新郎 久松大海さん)
「なかなかできる体験ではないので、幸せを感じながら皆さんに祝福されて、こうして結婚式ができたことをうれしく思います」

(新婦 久松友奈さん)
「楽しい家庭を築いていきたいと思います」

この後2人は、それぞれ両親にあてたメッセージを披露し、大自然の中で式を挙げたことに感謝の気持ちを表すと共に、喜びの表情を浮かべていました。
