ペダルの踏み間違いによる交通事故を防ごうと、高知県室戸市で「安全運転サポート車」の乗車体験会が行われました。
「安全運転サポート車」とは衝突による被害を軽減するブレーキや、車線認識機能などが搭載された車のことです。
(野中麟太郎 記者)
「私、初めて体験します。お願いします。ブレーキを踏んでいないんですが止まりました」

10日室戸市で「駐車するときにブレーキを踏み忘れてしまった」という想定で乗車体験会が行われ、参加者たちは自動でかかるブレーキに驚いた様子でした。
室戸警察署によりますと、2024年1年間、管内ではペダルの踏み間違いによる人身事故が1件、物損事故が16件発生しています。

このうち6割以上が65歳以上のドライバーによる事故だったということです。
(体験した人)
「ひやっとする時があるので、高齢者は特にいいのかなと思います。大きな事故にならないと思うしケガにもならないと思うので」

(ネッツトヨタ高知 本村仁 課長)
「一番基本的な安全運転、しっかり前を見てハンドル握って慌てないということですね。アクセルとブレーキの踏み間違いはどっちにどうなっているかわからない、慌てるというところから発生していると思うので、慌てずに落ち着いて運転していただければ」
