日本酒と土佐料理のペアリングを楽しんでもらおうと高知県高知市の酒造会社が直営の飲食店をオープンします。
高知市の南はりまや町にリニューアルオープンするのは「とさごはん酔鯨亭」です。

2024年3月まで「土佐料理司」が担っていた「酔鯨亭」の運営を酔鯨酒造が譲り受け、初の直営飲食店として改装工事を進めてきました。ターゲットは日本酒ばなれが進むという20代から30代の若い層。

日本酒と土佐料理の「ペアリング」がコンセプトで、メニュー表ではそれぞれの料理に最も相性の良い日本酒が提案されています。

以前の酔鯨亭は7割が観光客だったといいますが、新しい店舗では、県民にも「ペアリング」で新しい味わいを楽しんでほしいといいます。

(リポート 川見真宵 アナウンサー)
「うまみが膨らみました。カツオのたたきのうまみと日本酒のキレの良いうまみ、これがお互いを引き立て合ってくれています。ほかの組み合わせも試したくなります」

(酔鯨亭 山﨑正博 社長)
「料理の食材にも日本酒であったり酒粕、酒米、日本酒にまつわる原料を使っております。よりお酒と合わせやすくなっておりますので、みなさんそれぞれいろいろなお酒、お料理を試していただいて自分の中の一番、ベストマッチを見つけていただけるとありがたいですね」

「とさごはん酔鯨亭」は26日午後5時にオープンするということです。
