高知の魅力を発信し、移住のきっかけにしてもらおうと高知県がPR動画を制作し、18日に完成披露発表会が開かれました。
(濵田省司知事)
「昨年度は1930人の方が移住をし、高知の新しい仲間になっていただきました。一方で逆に若い女性を中心に若者の県外への転出も続いていて、転出超過が続く状態」
県では人口減少を食い止めるべく、より多くの人に、高知移住の魅力を知ってほしいと今回、PR動画を制作しました。
PR動画は若者や女性の多様な価値観が尊重され、活躍ができる高知をコンセプトに実際に高知県にUIターンし、活躍している若者の体験をリアルに語る内容になっています。
18日に東京で開かれた完成披露発表会では今回のプロモーションのキャッチコピー「この暮らし、ありかも。」の発表とともに、高知市出身でドラマ「らんまん」にも出演した俳優・中村里帆さんと愛媛・久万高原町出身で高知を第2の故郷と語る藤岡弘、さんが登場。濵田知事とともに、「高知移住」の魅力を語りました。

(中村里帆さん)
「私の高知に住む友人たちって平日はバリバリ仕事をして週末は川とか山とかでキャンプして食事だったりとかお酒を楽しんですごく満喫してる。メリハリのある日々を豊かに生きていく姿に憧れというか、すてきだなと感じますね」

(藤岡弘、さん)
「(高知は)海、山、幸、すごいじゃないですか。その中で育む子どもたちのエネルギー、パワー、ダイナミックに体の中から湧き出る、そういうものは、未来も知恵も生き抜く力も、すべてが育つ環境にある。高知県民よ、そろそろ“変身”せないかんぜよ!」

PR動画は22日まではJR山手線などで、23日~29日は関西のJR電車内で放映され、年明けの1月と2月にも発信される予定です。