2024年も残すところあと2週間です。高知県高知市の花き市場では正月用の花材の競りが行われました。
高知市の土佐花き園芸市場では正月飾りに使われる花材の競りが行われ、県内外から生花店が参加しました。

競りには縁起物とされる赤い小さな実を付けたナンテンや、葉が美しい赤に染まったオタフクナンテンのほか、大小さまざまな竹などが並び、参加者はお目当ての花材を競り落としていました。市場によりますと2024年は裏年に加え、暑さや動物による食害などの影響で全体的に数が少ないということです。

(土佐花き園芸市場 岡林保宏 専務)
「今年はナンテンはじめ切り花、鉢物まで大変でしたね。やっぱり今年の暑さが一番こたえてました。縁起物ですからね。ナンテンとか松、センリョウというのは。そういったのを飾って少し気分転換をしていただきたいと思います」

正月用の花は25日ごろから店舗に並ぶということです。