来年度採用予定の公立学校教員二次募集の試験が高知市で行われました。
この試験は県教育委員会が今年6月に行った教員採用試験の二次募集で、人員確保につなげようと昨年から実施されています。対象は小学校と電気・電子など高校の工業部門で、小学校には74人が、高校には1人が応募しているということです。
15日は筆記と面接による審査が行われました。また大学3年生などを対象とした事前選考も行われました。
県教育委員会は来年度の小学校教諭の採用予定人数を約130人としていますが、今月3日時点で、1回目の試験の合格者のうち7割が辞退したことから予定人数に達していませんでした。県教委は二次募集の実施により採用予定人数は確保できる見通しだとしています。

▼高知県教育委員会事務局教職員・福祉課 田所良夫課長補佐
「教員をしっかり確保して子どもたちの学習環境を整えるために2回目の実施をしております」
試験の結果は来年1月下旬に発表される予定です。