12月1日・師走に入り、四万十川など高知県内の主な河川で“落ちアユ″漁が解禁されました。
高知県四万十市の四万十川です。午前6時半、漁の解禁を告げる煙火の音が響きます。通称、赤鉄橋の上流に繰り出した人達のお目当ては、卵を産むために川を下ってくる“落ちアユ″。釣り上げようと竿を振る人や、アユが水面を跳ねる瞬間を見逃さず、群れを狙って『投げ網』を打つ人など、それぞれの漁法で解禁初日を楽しんでいました。

一度の網で20センチほどのアユを数匹、掛けた男性は…。
男性
「この日を待ってましたね。こんなに大きいけん、捕れたらおもしろいですけどね。もうちょっと数を捕りたいと思います。」
四万十川中央漁協によりますと、今年はアユの数は少ないものの、型は良いということです。四万十川の落ちアユ漁は来年1月末までで、夜は『火振り漁』も行われます。