春の全国交通安全運動に合わせて、愛媛県伊予市では地元に伝わる「五色姫」姿の女性が、ドライバーに交通安全を呼び掛けました。
伊予警察署前の国道56号で行われた呼び掛けは、伊予市内の企業などから選ばれた女性5人が、地元の平家伝説にちなんだ「五色姫」に扮して行われました。
「五色姫」は国道沿いに立ちながら、信号待ちのドライバーらに、横断中の歩行者事故防止や自転車のヘルメット着用を呼び掛けるチラシを手渡していました。
伊予署によりますと、去年、管内では112件の人身事故が発生し1人が死亡していて、日高健署長は「犠牲者をひとりも出さない強い意思で取り組みたい」と話していました。