愛媛県内は7日、明け方から昼前にかけて大雨となりました。
大洲市では肱川の水位が急上昇し、工事現場が濁流に呑み込まれる事態が起きました。

7日午後1時ごろ、大洲市菅田町大竹で撮影した肱川です。
茶色く濁った水が、うねりながら流れています。

県によりますと、こちらは橋の架け替え工事の現場で、川に設置したステージの上に重機などを置いていたということです。

しかし大雨を受け、7日午前7時ごろから作業員16人が一部の重機を移動させましたが、水位が急上昇したため、およそ30分後に作業を中止。

クレーン2機と掘削機1機が取り残されました。

作業員は全員、避難して無事でした。

朝7時には2メートルほどだった川の水位は、一時、5.5メートルまで上昇しましたが、現在は下がってきているということです。

肱川流域の降り始めからの雨量は、大洲で89.5ミリ、宇和で183.5ミリに達しています。