愛媛県内のほとんどの公立小学校で23日、卒業式が行われ、およそ1万1000人の児童が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
このうち、松山市立番町小学校では53人が卒業の日を迎えました。
文部科学省の方針などを受け、学校では今回、卒業生に全員で歌うときや呼びかけの時を除きマスクの着用を求めていません。
(卒業生)
「友達とたくさんの思い出ができた6年間でした」
「6年間共に歩んだ仲間は最高の宝物です」
式では、卒業生が一人ずつ学校生活を振り返り、卒業証書を受け取ると尾脇康資校長が「これからは自分の夢に向かって一歩ずつ歩んでください」とはなむけの言葉を贈りました。
その後、4年ぶりに卒業生による合唱が披露されました。
♪旅立ちの日に「心かよったうれしさに抱き合った日よ」
(卒業生)
「みんなに出会えて本当に良かった大好き番町小学校さようなら」
式の後、卒業生は教室に戻ると最後の学級活動に臨みます。
(卒業生)
「たくさんの思い出を作ることができました。中学校でも頑張ってください」
「この6年間で最高の思い出が沢山作れました。みんなと別れるのはすごく寂しいけど中学校に行っても頑張ってください」
卒業生から保護者へ感謝の気持ちを込めサプライズで手紙が贈られました。
(卒業生)
「ママへいつもごはんを作ってくれたりしてくれてありがとう。6年間の思い出を作らせてくれて嬉しかったよ。中学校へ行っても頑張りますこれからも支えてください」
(母親)
「すごく嬉しいです。あっという間に6年が経ったなと・・・これからも頑張ってね」
愛媛県教育委員会によりますと、今年度、県内261の公立小学校でおよそ1万1000人の児童が卒業を迎えたということです。








