スイミングクラブで教え子の少年に性的暴行を加えた元コーチの男に松山地裁は14日、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、愛媛県内のスイミングクラブでコーチを務めていた40代の男です。
判決などによりますと、男は去年8月、2回にわたり教え子の少年に対しマッサージを装い性的暴行を加えるなどしたということです。
男は県内の水泳界をリードする指導者の1人で、県の部活動指導員も務めていました。
14日の判決公判で、松山地裁の高杉昌希裁判長は「指導する立場を利用した卑劣で悪質な犯行で、被害者が受けた精神的苦痛は大きい」と指摘。
また常習性が認められるとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。