伊方原発3号機について四国電力は、今月23日から運転を停止し、およそ4か月間、定期検査を行うと発表しました。
原発は、法律で13か月運転すると定期検査を行うことが義務付けられていて、四国電力によりますと、伊方原発3号機は今月23日に運転を停止し、定期検査に入ります。
定期検査は、6月中旬まで行われ、核燃料集合体157体のうち52体を交換するほか、配管の取り替え工事などが予定されています。
伊方原発3号機は現在、四国の電力需要のおよそ2割をまかなっていて、今回の定期検査はもともと今月上旬の開始予定でしたが、全国的な電力需給のひっ迫を考慮して時期を遅らせていました。
四国電力は3号機の停止中、「火力発電や自然エネルギーを組み合わせて需要に対応していく」とコメントしています。