九州の西にある熱帯低気圧は、台風に発達しない予想でしたが、ふたたび台風へ発達する見込みに変わりました。鹿児島県では線状降水帯のおそれがあるなど、九州・四国地方では突風、急な強い雨に注意が必要です。

気象庁によりますと、奄美地方を除く鹿児島県では、21日夕方から22日夕方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

また、九州地方や四国地方では、東シナ海にある熱帯低気圧や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

九州・奄美地方では、22日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

四国地方では、21日夜遅くにかけて、落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

▼▼▼ 熱帯低気圧a ▼▼▼
▼21日06時の実況
種別:熱帯低気圧
存在地域:薩摩川内市の西約110km
進行方向、速さ:北東 10 km/h
中心気圧:1008 hPa
最大風速:15 m/s
最大瞬間風速:23 m/s

▼22日06時の予報
種別:台風
存在地域:薩摩川内市付近
進行方向、速さ:ほとんど停滞
中心気圧:1006 hPa
中心付近の最大風速:18 m/s
最大瞬間風速:25 m/s

▼23日03時の予報
種別:熱帯低気圧
存在地域:鹿児島県出水市付近
進行方向、速さ:ほとんど停滞
中心気圧:1008 hPa

引き続き、最新情報をご確認下さい【雨と風のシミュレーションを画像で掲載しています】。