日没が早まるにつれ増える傾向にある夕暮れ時の交通事故を防ごうと、愛媛県松山市内で17日、保育園児たちが反射材を配って歩行者に着用を呼びかけました。
配布された反射材のタスキとバンドは、JA共済連愛媛が「事故は無し」の語呂合わせから2万5874個用意し、県交通安全協会に贈呈しました。
この後、松山市駅前で道後保育園のジュニア交通安全隊アトムの園児17人が反射材を通行人に配って、交通安全を呼びかけました。
(園児たち)「交通安全お願いします!」
(JA共済連愛媛企画管理グループ・谷本幸謙課長)
「車のライトにしっかり反射するというのがあるので、見えやすいというのが一番になるのでぜひ付けてもらいたい」
県警によりますと、県内では今年に入って16日までに33人が交通事故で亡くなっていて、人口10万人当たりの死者数は全国ワースト2位だというとです。
また、夜間、車にはねられ亡くなった歩行者は7人で、いずれも反射材は着けていなかったということです。
日没が早まるこれからの時期、夕暮れ時の事故が増える傾向にあるため、警察は反射材の着用を呼びかけています。