データを活用することで、効率的で効果的な野球の技術向上を目指す講習会が17日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで開かれました。

講習会は野球の技術力向上を目指し、県内の野球団体などで作る「野球文化交流促進実行委員会」が開いたもので、データ活用に先進的に取り組んでいる慶応義塾大学野球部のアナリスト2人が講師を務めました。

講習会には県内の高校や大学の選手や指導者らおよそ70人が参加し、実際にピッチングやバッティングを行いながら、専用の機器でボールの回転数や変化量、打球角度などを測定。

数値化されるとアナリストたちからデータの見方やポイントなどの解説を受けていました。

(アナリスト)
「回転効率も95%と言ってきれいに縦の回転をかけられている。きれいな回転で投げられているからトゥルースピンも落ちていない。だからこれだけの縦変化がでる」

参加者たちは、日ごろの練習に活かそうと、熱心に耳を傾けていました。

(松山商業・大野監督)
「メジャーリーガーのバットのアッパー角度より、アッパー角度が大きいと言いよったで。だからやっぱりトップの位置からボールまでしっかりまっすぐ振れるようにしていかないと、な」
(松山商業の野球部員)
「自分で見えない分、結果に出てくれて数値に出てくれたらわかりやすいので良かった」

(松山商業・大野監督)
「特に今の高校生にとっては、数字で見えるものは非常にわかりやすくて参考にしやすい、信用しやすいものだと思うので、技術の習得に取り組んでいくことに大いに役立つのではないかと感じた」

県では今後、こうした測定機器を導入し、様々な学校に貸し出すなど、愛媛の野球レベルの底上げを図りたい考えです。