松山や広島など瀬戸内4市が観光振興などについて話し合う会議が18日、広島市で開かれ、インバウンド向けに、目的地までの交通や周遊ルートの整備に取り組む方針を確認しました。

会議には、瀬戸内海に面した松山、広島、岡山、高松の4市のトップが出席し、インバウンド客がいずれの市も大幅に増えている現状が報告されました。

意見交換では、広島市の松井市長からインバウンド需要のさらなる取り込みに向け、地域独自の魅力発信に加え、空港や駅といった一次交通の拠点から目的地までの二次交通の整備が重要という声が上がりました。

(広島市 松井市長)
「AIを活用した二次交通の需要と供給をマッチングするシステムを構築する。そうすることで、観光客が最終目的地までスムーズに移動できるしくみをつくる。これを官民一体となって取り組む」

また、松山市の野志市長も観光客の訪問エリアが交通アクセスによって限定されていると指摘し、ルートを作るための連携を訴えました。

(松山市 野志市長)
「令和9年度は瀬戸内エリア全体の観光振興と地域経済を発展させるため、2次交通を効率的に生かして、インバウンド観光客向けの周遊ルートを整備したいという風に考えている」

会議では、外国人のモニターを招いたツアーの開催や、4つの市が連携して2次交通を含めた周遊ルートの整備などに取り組む方針を確認しました。