人生の最期を見据えた終活や、好きなアーティストなどを応援する「推し活」といった様々な活動が注目されています。
愛媛県松山市で27日、開かれた、少し変わった活動を取材しました。
「しんちゃんはまだ小学3年生のままですか?もうおなか一杯になったかな?」
松山三越で開かれたイベント。
朗読に耳を傾ける来場者の目には涙が…
実はこちら、感動的なエピソードに触れることで、感情を開放し涙を流す「涙活(るいかつ)」です。
心の疲れを癒し、ストレスを解消するきっかけとして取り入れる人もいます。
朗読したのは、吉本興業の芸人養成学校などで講師を務める、放送作家の橋本昌人さん。
「涙活」のきっかけは、ある番組を担当したことでした。
(橋本さん)
「番組で手紙を視聴者の方から募集するコーナーについた。手元にいっぱい手紙が集まった。手紙は短い時間で涙が出る。気持ちがギュッと詰まっているから。その手紙を読んで泣いたら翌朝すっきり目覚められる。これは“ストレス解消効果"ではないかと」
以来、「涙活講師」として全国各地でイベントを開いています。
この日は参加したおよそ50人を前に、まず、活動の楽しみ方を伝えました。
そして、橋本さん厳選の「涙の手紙」を朗読しました。
※娘から認知症の母への手紙※
「あなたは病んでからでさえ笑顔を絶やさずニコニコしているのに、だけど病気だからしかたなく、しかたなく、「どなたさんでしたかいな?」なんて、娘の私に言ってしまうだけなのにね」
また、イベントでは参加者から募集した手紙も朗読されました。
※母から娘への手紙※
「お仕事もハルカらしく、まじめに一生懸命に取り組んでいる姿に、素敵に成長してくれてありがとうと言いたいよ」
(涙活の参加者)
「母に誘われて参加した。やっぱり母と娘の手紙がぐっときた」
「こういうイベントは初めてだったので“どうかな?"と思ったが非常に感動した。心に響くものがあったと思う」
「人間って素敵ですよって、人生って素晴らしいですよっていうのを皆さんと共有したいという思い」
日常生活では、感情を抑えないといけなかったり、自分の気持ちを素直に表現できる状況ではなかったりと、ストレスを感じる場面が多くあります。
たまには、リラックスした状態で様々な感動に触れる時間を持つのもいいかもしれませんね。








