愛媛県は、四国中央保健所と西条保健所管内で季節性インフルエンザの注意報を発表しました。

愛媛県によりますと、今月8日までの1週間に県内61の定点医療機関から報告のあったインフルエンザの患者数は、県全体で451人と、前の週の65人から約7倍増加しました。

また、定点医療機関1か所あたりの患者数は、四国中央保健所管内で14.6人、西条保健所管内で11.3人となっていて、注意報レベルの10人を超えたことから、県はこの2つの保健所管内で注意報を発表しました。

このほか、今治保健所管内では2.5人、松山市保健所管内が8.8人、中予保健所管内が6.1人、八幡浜保健所管内が3.1人、宇和島保健所管内が4.4人となっています。

県全体では7.4人となっています。

県は「新型コロナウイルスとの同時流行が拡大しないよう、基本的な感染症対策をお願いしたい」と呼びかけています。