愛媛県の伊予鉄道が導入した「7000系」が、国内最大の鉄道愛好団体による「ローレル賞」に選ばれました。

国内最大の鉄道愛好会「鉄道友の会」は、全国で営業運転している鉄道車両を対象に、最優秀の「ブルーリボン賞」と、優秀の「ローレル賞」を選んでいます。

そして今回、伊予鉄道が67年ぶりに導入した「7000形」を「ローレル賞」に選びました。
未来志向のデザインの中に、大手の最新車両クラスの機能を備えた仕様は高く評価されると講評しています。

四国ではこれまでに、JR四国の列車「キハ185系」と「2000系(TSE)」、それに「2700系」がローレル賞に選ばれたほか、2004年には「5100系マリンライナー」がブルーリボン賞に選ばれています。

今回、伊予鉄道としては初の快挙となりました。

(伊予鉄道車両部・三好学部長)
「今までに無いものを作りたいということで、こういったデザインになった」

三好学部長です。設計段階から携わってきました。

(三好学部長)
「やはりお客様に喜んで頂けるというのが私たちにとって喜びなので、そういった声を頂けますと非常に励みになる」

ローレル賞が決まる直前、あいテレビのインタビューに答え、車両に込めた思いなど改めて語りました。

(記者)
「ピカピカですね?」
(三好学部長)
「こちらがですねVVVFインバーター装置といって、車両の走行を制御する機械なのだが、こういった新しい装置を用いて、ブレーキ力を電力に変換して、回生電力として架線に返すことで省エネ化を図っている」

三好さんによりますと、最適な環境と加速の性能を探るために、何度も試運転を重ね、プログラムを修正したということです。

(三好学部長)
「末永く可愛がって頂けるような車両にするように、私たちも育てていきたいと考えている」

初めてローレル賞に選ばれたことについて、伊予鉄道の河野智臣専務取締役は「四国の民営鉄道初の栄誉を頂きましたことを大変光栄に思います」とコメントしています。

また「鉄道友の会」の会員男性は「近代的なデザインは伊予路を駆け抜ける電車にふさわしい、今後の活躍に大いに期待したい」と話していました。

この授賞式は今年の秋に開催される予定です。