成人の日を前に愛媛県内各地で8日、二十歳の門出を祝う式典が行われ、若者たちが成人としての決意を新たにしました。
松山市では8日、29か所で成人式が行われ、このうち、新玉小学校の会場には70人が出席しました。
式典では、野志克仁市長が「自分で可能性を狭めずいろいろなことにチャレンジしていってほしい」と激励した後、城西中学校の生徒が祝いの舞としてソーラン節を披露しました。
そして、代表の若者2人が「はたちのことば」を発表しました。
(藤本日和さん)
「きょう成人という節目、大人への第一歩を踏み出すことができたことに支えてくれている方々への感謝を伝えたいです」
(森本寛大さん)
「来賓のみなさんブラボー!地域のみなさんもブラボー!そして新成人の皆さんもブラボー!みんなブラボー!」
式典の後、出席者は、小学6年生の時に書いた二十歳の自分へのメッセージを受け取り、子ども時代の夢を思い出すなどして懐かしんでいました。
去年4月に成人年齢が18歳に引き下げられましたが、今年、愛媛県内20の市と町はいずれもこれまで通り20歳を対象に式典を実施しています。