愛媛県は5日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。インフルエンザの流行はコロナ禍では初めてです。
愛媛県によりますと、1月1日までの1週間に県内61の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が1か所あたり1・1人となり、流行開始の目安となる1を上回りました。
1か所あたりの報告数を保健所別で見ますと、宇和島が2・7人と最も多く、次いで四国中央が2・0人、今治が1・6人、松山市が0.7人、西条が0.6人、中予が0.4人、八幡浜が0.3人となっています。
愛媛県内でインフルエンザが流行するのは、3シーズンぶりで新型コロナとの同時流行は初めてです。愛媛県は、新型コロナへの基本的な対策はインフルエンザにも有効だとして対策の徹底を呼びかけています。