19日未明、愛媛県鬼北町内で住宅1棟を焼く火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。この家に住む86歳の男性と連絡が取れなくなっていて、警察が確認を進めています。

火事があったのは鬼北町大宿(おおじゅく)の高田勝壽(たかた・かつとし)さん(86)の住宅で、19日午前3時頃、近所に住む人から「家が燃えている」と消防に通報がありました。

警察によりますと、この火事で、木造平屋建ての住宅1棟が全焼し、およそ250平方メートルが焼けました。火はおよそ4時間後に消し止められましたが、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。

火事の後、夫の勝壽さんと連絡が取れておらず、警察は、遺体の身元の確認を進めるとともに、出火した原因を調べています。

高田さんは、夫婦2人暮らしで、妻は火事に気付いて家の外へ避難していて、無事だったということです。