ボロボロの畳が、その証 ピースが「家族」だった記録

「はたち」になると…

(ピースのファン)
「ピースおめでとう!」

2020年の「成人の日」には、お祝いも開かれました。
プレゼントは「酒」でも、「鮭」でもなく、好物のアジ。

“成人”を迎えたピース
“成人式”の様子

(高市さん)
「ピースを見ていても、うれしそうな感じを受けますね。娘の晴れ姿です」

…高市さんが110日間、ピースと共に過ごした団地の一室。
そこに敷かれていた畳は、現在の自宅に、今も大切に保管されています。

表面はささくれ立ち、至るところに無数の傷跡が。
それは、幼かったピースが鋭い爪を立てて歩き回った、確かな成長の証です。

(高市さん)
「ピースが我が家で過ごした証と考えると、なかなか捨てようという気持ちにはなれなくて…」

高市さんは、愛おしそうにその傷跡を見つめます。

高市さんの自宅に保管されている畳

また、高市さんの部屋には、ファンから贈られたたくさんのピースグッズが
飾られていました。

(高市さん)
「50過ぎのおじさんの部屋には見えないかもしれない」

ピースグッズに囲まれる高市さん(当時54)

今も常にピースと一緒です。