ドローンが見つけた「倒壊の危機」

2028年に創建1300年を迎える石手寺。この節目に向けて現在、文化財の修復計画が進められています。

その一つが高さ24.1メートルの三重塔。大規模な修復は昭和11年(1936年)以来、実に約90年ぶりです。

そのきっかけは…

(石手寺 平井拓郎さん)
「加藤俊生前住職(故人)がドローンを飛ばしていたところ、上に穴が開いているのが確認された」

穴が見つかったのは、塔の最上部に設置された、相輪(そうりん)と呼ばれる部分でした。

(石手寺 平井拓郎さん)
「仮補強したが、『これではどうしようもない』ということで本格補修となった」

雨漏りで柱が腐るなどして倒壊の危険もあることから、2024年8月から約1億4000万円をかけて、相輪の交換と屋根瓦の修復に着手しました。