愛媛県警は、集合住宅に侵入した本部所属の男性巡査部長を、6日付で建造物侵入の疑いで松山地検に書類送検したと発表しました。

県警監察室によりますと、男性巡査部長は今年9月中旬、懇親会で生ビール中ジョッキ10杯、酎ハイを2~3杯、日本酒をおちょこで5~10杯程度飲みました。
その後、泥酔状態で自宅ではない集合住宅の共用部分に侵入した疑いがもたれています。
さらに、ドア越しに応対した複数の住民に対し、声をかけたということです。

駆け付けた警察官が、集合住宅の通路にいた男性巡査部長の身柄を確保、捜査が進められていました。

男性巡査部長は「本当に申し訳ありませんでした」と容疑を認めていて、侵入した理由については「集合住宅に住んでいる人と仲良くなりたかった」と話しているということです。

県警は6日付で、男性巡査部長を本部長訓戒の処分にしました。
そして、「職員に対する指導・教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。