ガソリンなどの暫定税率の廃止に向け、政府は今月13日から補助金を増額しています。愛媛県松山市内のスタンドを取材しました。
(下川リポーター)
「こちらのガソリンスタンド、17日はレギュラーガソリンの会員価格が160円。16日より6円値下がりしました」
政府は今月13日からガソリンと軽油の補助金を1リットルあたり5円、増額しています。
松山市内にあるこちらのスタンドでは、17日から、レギュラーとハイオク、それに軽油をそれぞれ6円値下げしました。
(三原産業・岩崎隆志さん)
「いままで在庫の分が補助金前の在庫だたんですけれども、現状、在庫がその分に代わりましたので、17日から店頭値引きしている。ガソリンが安くなると車の利用もしやすくなると思うので、お客さんが増えるのを期待しています」
値下げを知った利用客は…。
(利用客)
「あ、本当だ安くなっています」
「全然違いますうれしいです。かなり家計に響きますから本当に助かっています」
(利用客)
「不動産(の仕事)なので、お客様を案内するときも車で案内するし、5、6円変わったら月で換算すると結構な金額変わってくるので、仕事柄、大変助かる」
ただ、これからの寒い季節に欠かせない灯油は、対象外です。ガソリン価格には現在、1リットルあたり、およそ54円のガソリン税がかかっていて、このうちおよそ25円分は、1974年から暫定的に上乗せされてきました。
第一生命経済研究所・新家義貴さんの試算によると、この暫定税率が廃止されれば、家計の負担は松山市の場合、一世帯あたり年間で5700円ほど軽くなるということです。








