未明に愛媛県松山市中心部の路上で女性を切りつけ、重傷を負わせたとされる男に対し、松山地裁は30日、懲役4年6か月の判決を言い渡しました。

判決などによりますと、松山市中村の無職・鈴木秀一被告(53)は、今年3月20日の未明、市内三番町の路上で、面識のない女性(当時34)の首にナイフを押し当てるなどして重傷を負わせたとして、傷害などの罪に問われています。

松山地裁で開かれた判決公判で、渡邉一昭裁判官は「生じた結果は重大で、被害者の処罰感情が厳しいのも当然だ」などとして、懲役4年6か月の判決を言い渡しました。

求刑は懲役5年6か月でした。