中央アメリカ、グアテマラで野球に夢中になっている子供たちを支援しようと、愛媛マンダリンパイレーツは、野球道具20人分をJICA=国際協力機構を通じて現地に贈りました。
海の向こうグアテマラへ贈られる野球道具。
愛媛マンダリンパイレーツナインの夢への思いが詰まったグラブやバットなどが初めて提供されました。
これはJICAの「世界の笑顔のために」プログラムの一環で、現地の野球普及活動を支援する取り組みです。
贈呈式では、薬師神社長が「選手たちの汗や情熱が詰まっている道具なので、国際交流や友情の架け橋に繋がれば有難い」と挨拶しました。
これに対しJICA四国の担当者は「グアテマラでは今、日本人の礼儀正しさや調和などを学ぼうと全国的に野球の普及に取り組んでいるが、とにかく道具が足りない」と現状を訴えた上で感謝の意を伝えました。
(愛媛MP 大本将吾 前キャプテン)
「使わない道具、いらなくなってしまった道具は少なからずあると思うので、中古品で申し訳ない気持ちもあるんですけど、また新しい所に行って次の人に使ってもらえるということで考えれば、僕らとしても非常に嬉しい」
提供された野球道具は来年2月以降、グアテマラの子供たちに届く予定です。