帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県西予市に本社を置く土木建築業の「東部綜合建設」は、6日までに事業を停止したということです。

同社は1934年創業。

西予市野村町を営業エリアとして、官公庁や民間企業などからの受注を得て、公共施設などを中心とした建築工事をメインに、道路改良や防災関連など土木工事を手掛け、2021年5月期には約4億6300万円を計上しました。

しかし、市場縮小と競争激化、従業員の高齢化と人材不足などを背景に、近年の受注が落ち込んで収益が悪化。

さらに資金不足などから事業継続が困難となり、今回の措置となったということです。

負債は推定約1億1000万円です。