まだまだ厳しい残暑が続いていますが、愛媛県大洲市では、秋の名物料理「いもたき」が肱川の河川敷で始まりました。

先週金曜日、肱川の河川敷で「いもたき」の初煮会が開かれ、およそ1000人が参加しました。

大洲の「いもたき」は、300年ほど前から続く伝統料理で、地元産のサトイモをトリ肉やコンニャクなどの具材とともに醤油味の甘めのダシで煮込むのが特徴です。

訪れた人たちは、やわらかな舌触りのサトイモをおいしそうにほおばっていました。

(参加者)
「大洲ならではの味でとてもおいしかったし、もっと有名になってほしいです」
「楽しくておいしいいもたきの会ですね」

大洲の「いもたき」を楽しむ催しは、10月中旬まで開かれ、地元の観光協会はシーズン中、3000人の来客を見込んでいます。