ダムの利水者らでつくる石手川渇水調整協議会は今月9日から実施していた石手川ダムの取水制限について貯水率が回復したことから解除すると発表しました。
(山田アナウンサー)
「松山市の石手川ダムです。
先週は山肌が見える状況だったんですが、12日の様子を見てみるとダム湖が水で満たされている様子が確認できます」
先週、ダム湖でむき出しとなっていた岩肌。12日は水位が上昇し、見えなくなっていました。
気象台によりますと、今月9日から11日までに松山で降った雨の量は8月1か月間の平年値よりも多い104.5ミリで、石手川ダムの貯水率は大幅に回復し12日午前0時時点で96.1%と平年を7.7ポイント上回っています。
これを受け利水者らでつくる石手川渇水調整協議会は今月9日から実施していた石手川ダムの取水制限を12日正午に解除すると発表しました。
また、愛媛県松山市によりますともう1つの水源である地下水の水位も平年値を超えたことから市が行っていた減圧給水も12日で中止するということです。