夏といえばヒマワリ。ちょうどこの時期、見ごろを迎える所も多く、撮影などに出かけた方もいるのではないでしょうか?
ところが、愛媛県松前町の人気スポットではある異変が起きていました。
(山下リポーター)
「青空のもと咲き誇るヒマワリですが、みんな下を向いています」
松前町中川原にあるひょこたん池公園です。例年この時期、太陽に向かって咲き誇るおよそ7000本のヒマワリ。
今は日差しを避けるように下を向いていて、去年7月25日に撮影したものと比べると違いは一目瞭然です。
栽培している中川原生産組合の加藤さんは…
(中川原生産組合・加藤正和副組合長)
「今年は天候のせいかな。ちょっとさみしい状況」
「(今までこういうことは)なかった。初めてこういうことは」
ひょこたん池公園のヒマワリは、7月の最終日曜日に催す「ひまわり祭り」に見ごろを迎えるよう種をまきますが、今年の見ごろは予想よりも1週間早い、今月20日ごろまでだったそう。
(中川原生産組合・加藤正和副組合長)
「情報誌に27日28日ぐらいが見ごろと出したが、本当に気の毒で申し訳ない」
「これだけ暑かったらヒマワリもかわいそう。夏の花と言えどもかわいそう」
空梅雨や連日の暑さで成長が早かったのに加え、ヒマワリも夏バテしているのかもしれませんね。
生産組合では来年以降、種まきの時期などを調整し、「ひまわり祭り」で花を楽しめるようにしたいということです。








