近隣に店がなく移動手段も持たない、いわゆる「買い物弱者」を支援しようと、愛媛県鬼北町にある道の駅とスーパーの連携事業が始まりました。
鬼北町中心部からおよそ6キロ離れた愛治地区は、今年、農協の支所閉鎖に伴い運営するコンビニも閉店し、移動手段を持たない人達の買い物が困難になりました。
そのため、役場の依頼を受けた町内にある道の駅とスーパー「フジ」が、毎週水曜日に愛治地区の公民館で出前販売を行うことを決め、初日の2日も早速、住民が買い物を楽しんでいました。
(住民)
「お店がなくなったので、高齢者や車のない方、買い物弱者が沢山おられるのでよい取り組みだと思う」
フジによりますと愛治地区ではすでに週に2回、移動販売車を派遣しているということですが、道の駅と連携した今回の出前販売で、買い物の機会に加え、見守りの充実にもつながりそうです。