環境や福祉、教育の分野で活動する団体を支援する、愛媛県「三浦保」愛基金の創設15周年を記念した、献血検診車がお披露目されました。

献血検診車は、2022年の愛媛県「三浦保」愛基金創設15周年記念事業として、コロナ禍で影響を受けた献血の環境改善を願い、県赤十字血液センターに寄贈されました。

検診車は移動採血の際、受付や待合スペースとして利用されるもので、これまで屋外で待っていた人たちも、車内で快適に過ごせるということです。

(県赤十字血液センター献血推進課佐野悦朗係長)
「献血に来ていただいた人に、より快適な環境で待っていただくのが期待できると思う。積極的に献血に協力いただければと思う」

愛媛県「三浦保」愛基金は、三浦工業の創業者である故・三浦保氏の遺族から寄贈された株式を活用し、環境、福祉、それに教育分野の活動を支援するもので、今回の献血検診車はおよそ1800万円の助成を受け整備されました。