災害への備えについて考えるイベントが2日、愛媛県宇和島市で開かれ、住民たちが段ボールを使った簡易トイレの組み立てなどを体験しました。
この防災フェスタは宇和島市の住吉地区に去年秋に完成した新しい公民館を会場に開かれました。
このうち、断水しても使える簡易トイレを作る体験では、参加した親子がペットボトルの飲料などが入っていた段ボールを使って便器を完成させ、強度を確認していました。
一方、心臓マッサージの講習では、参加者が消防士から説明を受けた後、実際に人形を使って実践していました。
また、災害に備えて公民館の調理施設の使い方を知っておこうと地元の住民たちがカレーを調理し会場でふるまわれました。
会場には非常食などの備蓄品や防災グッズも展示され、参加者が災害への備えを確認していました。