春の訪れを感じる早掘りタケノコの収穫が、愛媛県宇和島市三間町で盛んに行われています。
宇和島市三間町は、およそ50軒の農家が30トンあまりのタケノコを出荷している県内有数の産地で、中でも早掘りは土から芽が出る前に収穫します。
三間町迫目の岡本裕之さんも、竹林を慎重に歩きながら、土のわずかな盛り上がりを見つけては、手際よくタケノコを掘り出していました。
岡本さんの竹林では、寒波の影響で収穫が一週間ほど遅れたものの、柔らかくうま味のあるタケノコに育っているということです。
岡本裕之さん
「早掘りタケノコは見つけるのが難しく、なかなか流通しないが、シンプルにそのままの味を食べる方がよいと思う」
宇和島市三間町の早堀りタケノコの収穫は、4月中旬まで続く予定です。