愛媛県松山市内の小学6年生の女の子が先生に送った暑中見舞いが、日本郵便のコンテストで最高位の文部科学大臣賞に輝きました。女の子は、何を先生に伝えたのでしょうか?
~暑中お見舞い申し上げます。夏の日差しにもめげず一生懸命成長するスイカが愛おしく、毎日観察していると、スイカの葉と違う形の葉が出てきました~
この暑中見舞いを書いた、松山市立道後小学校6年の北地菜々美さん。
毎年取り組む夏休みの自由研究の成果を伝えました。
北地菜々美さん
「スイカの接ぎ木苗から台木の芽まで成長しているのを発見して、いつも私の研究成果を伝えている稲田先生に報告しようと思った」
北地さんの暑中見舞いは、日本郵便が開催した「第57回手紙作文コンクールはがきコミュニケーション部門」5・6年生の部で、応募509点の中から最高位の文部科学大臣賞に輝きました。
北地菜々美さん
「信じられないことだったのでとてもびっくりして、その日は勉強どころじゃありませんでした」
暑中見舞いを受け取った、理科が担当の稲田徳明教諭。
返信では、北地さんのこれからの成長にエールを贈っていました。
~菜々美さんがスイカの成長が楽しみなように、先生は君の成長が楽しみです。君の強みは「好きなものの中にある」と信じています~
そして、背景にはヒルガオ。
稲田徳明教諭
「北地さんとの縁を感じたので、その思いを込めてヒルガオにした」
春からは中学生の北地さん、これからも植物などの研究を続けていきたいと意気込んでいて、稲田教諭とのお便り交換も続きそうです。