去年7月に松山城の城山で起きた土砂災害について、松山市は17日、市として初めての住民説明会を今月24日に開催すると発表しました。
松山城の城山では、去年7月の大雨で斜面が崩れてふもとの緑町に土砂が流れ込み、一家3人が亡くなったほか、付近の住宅やマンションにも大きな被害が出ました。
災害発生後、地元の住民らは城山を管理する松山市に対し、再三にわたって住民説明会の開催を求めてきましたが、市は土砂災害の原因が分からないことを理由に開催を拒んできました。
(野志市長)
「今月中に説明会を開催するべく今準備を進めているところです。できるだけ丁寧に説明をしたいと思っています」
そして松山市は17日先月末に県の報告書がまとまったことなどを受け、今月24日に野志市長も出席するかたちで、住民説明会を開催すると発表しました。
災害発生から7カ月がたって、ようやく開かれる住民説明会。
松山市が住民の疑問や不満を解消できるのか、注目が集まっています。