見た人
「びっくりしました、朝から。何ものなんですかあれは」
29日朝、愛媛県松山市内を走っていたのは…

ハンドルを握るのは、製作した竹虎 山岸竹材店の山岸義浩社長。身につける甲冑も虎斑竹で手作りしています。

竹虎 山岸竹材店 山岸義浩社長
「若い人に竹のことを見直してもらいたいと思って。普通のもの使っても皆さん振り向いてくれない。こういう変ったものを作って、この車なら都会へ自分から行けるじゃないですか。それが一番良いところ」
行く先々では“竹トラッカー”を写真に収める人の姿もあり注目を集めていました。
写真撮影をしていた人
「初めて見ました。興奮しました」
実際に“竹トラッカー”へ試乗させてもらい、その魅力を体感してみました。
竹虎 山岸竹材店 山岸義浩社長
「電気自動車なので前に進むかバックしかない」
“竹トラッカー”は一般的な車と同じで、足元のブレーキとアクセルで操作ができます。

「遊園地のアトラクションみたいですね」
バックの際には、周りにぶつけないようスピードを控え目に運転していると…
竹虎 山岸竹材店 山岸義浩社長
「竹はしなりがあるやろ。当たってもすぐ戻るから大丈夫」
今回初めて愛媛県内を走った“竹トラッカー”。
竹虎 山岸竹材店 山岸義浩社長
「この“竹トラッカー”は山口の宇部空港に来年1月まで展示される」

この後、松山市にある三津浜港からフェリーに乗った“竹トラッカー”。
30日に会場に到着する予定です。