1月10日頃にかけて、日本海側を中心に大雪となり、平地でも積雪が予想されることから、国土交通省と気象庁は、8日、緊急の会見を行いました(今後の雨と雪の予想、寒気の予想は画像でご覧いただけます)。
気象庁によりますと、強い寒気の影響で、1月10日頃まで日本海側を中心に大雪が予想されています。
東北地方の南部日本海側、北陸地方、東海地方では特に雪が強まるおそれがあるほか、日本海側を中心に平地でも大雪となるおそれがあります。また、西日本太平洋側の平地でも積雪となるところがあります。
これを受け、国土交通省は、大雪による車両の立ち往生や道路の通行止め、公共交通機関の遅延や運休が発生するおそれがあるため、降雪に対する備えを呼びかけました。
また、テレワークの活用などにより不要不急の外出は控え、やむを得ず車を利用する際は、冬用タイヤの装着、チェーンの携行と早めの装着、スコップなどの冬用装備を徹底するよう呼びかけています。
そのほか、幹線道路での大規模車両滞留を回避するため、予防的通行止めの可能性があり、その場合、高速道路と国道の同時通行止めの可能性もあるとのことです。
引き続き、最新の気象情報や交通情報にご注意ください。
▼国土交通省からのお願い
・不要不急の外出自粛
・冬用タイヤ装着、チェーン携行・早め装着
・冬用装備の携行
・広域迂回、通行ルート見直し
・特に事業用自動車の冬用タイヤ装着、タイヤ摩耗劣化確認
・最新の気象情報、交通情報の確認
▼今後の雪の見通し(気象庁資料より)
9日12時までに予想される24時間降雪量は多いところで、
北海道地方 60センチメートル
東北地方 70センチメートル
関東甲信地方 30センチメートル
北陸地方 70センチメートル
石川県能登山地 25センチメートル
石川県能登平地 15センチメートル
東海地方 70センチメートル
近畿地方 30センチメートル
中国地方 50センチメートル
10日12時までの24時間で予想される降雪量は多いところで次のとおりです。
北海道地方 50センチメートル
東北地方 70センチメートル
関東甲信地方 50センチメートル
北陸地方 70センチメートル
石川県能登山地 40センチメートル
石川県能登平地 30センチメートル
東海地方 70センチメートル
近畿地方 50センチメートル
中国地方 70センチメートル
11日12時までの24時間で予想される降雪量は多いところで次のとおりです。
北海道地方 20センチメートル
東北地方 50センチメートル
関東甲信地方 50センチメートル
北陸地方 70センチメートル
石川県能登山地 20センチメートル
石川県能登平地 10センチメートル
東海地方 50センチメートル
近畿地方 40センチメートル
中国地方 40センチメートル
今後の雨と雪の予想、寒気の予想は画像でご覧いただけます。