ところで、なぜ5円の値上げ何でしょうか…?

11月に閣議決定された“値上げ”の内容をもう少し詳しく見てみます。

▼元々12月18日までは、次のような補助金構成でした。
高補助率発動価格185円~:10分の10
基準価格168円~:10分の6

▼そして、12月19日、上記が次のような補助金構成に変わりました。
高補助率発動価格185円~:10分の10
基準価格168円~:10分の3 ←半分に!!

つまり、基準価格168円から高補助率発動価格185円までの「17円分」についての補助率を、月10分の3ずつ見直しするとのことで、結果的に17円の3割で5.1円。この5.1円が“値上げ”となるというわけです。

加えて、状況を丁寧に見定めながらとしつつも、来年1月16日からはさらに補助率が下がり、結果さらに5.1円の値上げとなる見込みです。

▼来年1月16日以降の補助金構成
高補助率発動価格185円~:10分の10
基準価格168円~:廃止 ←ゼロに!!

11月の閣議決定では「燃油価格の急騰への備えとして、国民生活への急激な影響を緩和するための対応の在り方について、引き続き検討する」としています。