再生紙を活用したカレンダーを彩る、障がい者によるアートコンテストの表彰式が開かれました。

愛媛県松山市堀江町にある美術館「ミウラート・ヴィレッジ」で開かれた表彰式では、カレンダーのデザインに採用された13作品の制作者に、表彰状が手渡されました。

コンテストは三浦工業などが取り組む古紙を価値あるものに再生=「アップサイクル」する「紙ンバックプロジェクト」の一環で開かれ、県内の障がい者81人から95の作品が集まりました。

このうち、最優秀にあたる「紙ンバック賞」に輝いた切り絵「やわたはまの鯛」は、兵頭愛斗さんがデザインを、同僚の村中麻笑さんが切り絵を担当し、リアルに仕上げました。

ミウラート・ヴィレッジでは来年1月26日まで、コンテストに出品された全ての作品が展示されているほか、入賞作品がデザインされたカレンダーも販売されています。