みなさんはヘルプマークを知っていますか?病気や障がいのある人が配慮を必要としていることを知らせるものです。
このヘルプマークを活用してもらおうと、特別支援学校で26日贈呈式が行われました。
愛媛県東温市のみなら特別支援学校で行われた贈呈式では、障がい者・児の性と生を考える会の渡邉泰正代表から小・中・高合わせて485人分のヘルプマークが手渡されました。
ヘルプマークは外見からは分かりづらい病気やけが、障がいのある人が外出先や災害などの緊急時に周囲に配慮してもらえるよう知らせるもので、各自治体に個人で申し込み無料で取得することができます。
しかし、自身も知的障がいの子どもを持つ渡邉代表によりますと、知的障がいのある人の取得は少なく、今回、愛媛県松山市の補助金を活用して従来のストラップ型よりも使いやすいオリジナルシールをつくりました。
シールには、障がいの種類が記されていて、缶バッジに貼り付け服などに着けることができます。
――もらったシールはどうしますか?
(児童生徒会長・天野祐樹さん(高3))
「家族と話し合って決めたい」
(光野蒼真さん(小6))
「大事にヘルプマークを使う。かばんに付けたい」
(障がい者・児の性と生を考える会・渡邉泰正代表)
「何か助けて欲しいというわけではなく、いい距離感で見守っていただけたら」
障がい者・児の性と生を考える会では、今後もほかの特別支援学校にもヘルプマークを贈ることにしていて、周囲の理解促進につなげたい考えです。








